「朴大統領の７時間」産経の報道は虚偽と明らかになった

　　　　

　ソウル中央地検刑事１部は１５日、日本産経新聞による朴槿恵（パク・クネ）大統領の“秘線”（訳注：ある人物や団体と人知れず関わりを持つこと）接触疑惑の報道に、チョン・ユンフェ氏がセウォル号惨事当日に会っていた漢学者を最近調査したと伝えた。 

  ソウル中央検察は同漢学者から「４月１６日の午前１１時から午後３時まで、大統領府と離れたソウル江北（カンブク）某所で普段からの知り合いチョン氏と会っていた」という陳述を確保した。また携帯電話発信地の位置追跡を通じ２人が会っていたのは事実であることを確認した。

  検察関係者は「『朴大統領の所在が不明だった７時間は、チョン氏と会っていた』という産経報道は虚偽であることが明らかになったようなもの」としながら「漢学者の身元は私生活保護のため公開できない」とした。