韓国、エボラウィルスの寄主であるコウモリを200匹輸入
エボラウィルス
エボラウイルスの寄主と疑いを受けるアフリカ産果物コウモリがペットとして国内に輸入され問題になった。
韓国保健当局はエボラ ウイルスが発生しなかったエジプトから持ってきたことで問題がないというの立場だが、当局の措置が不十分だったという指摘が多い。
7月28日仁川(インチョン)国際空港を通じてエジプトで果物コウモリ200匹が韓国国内に輸入された。
果物コウモリはエボラ ウイルスの最も有力な寄主動物の中の一つだ。だが,このコウモリは別途のウイルス検査なしに輸出国検疫証明書だけで韓国内に流通した。
農林畜産検疫部関係者は「輸入要件にウイルス検査項目がなく別途のウイルス検査はしなかった」と明らかにした。
また他の農林部関係者は「果物コウモリは動物園だけでなく一般人の間でもペットで人気がある」としながら「輸入自制を要請だけするだけで強制的に防ぐ方法はない」と話しました。
これに対し農林畜産検疫本部はこの果物コウモリがエボラ発病国でないエジプトから輸入されたことであり、国内到着後検疫施設で5日間隔離臨床検査をした結果異常がなかったと明らかにした。